30代 男性 ギャンブル依存症が治りました!
ギャンブル依存症といっても、多くの方がピンとこないと思います。始め、彼は精神科の紹介でK’sセラピールームに来ました。ギャンブル依存症という病気は精神科でも持て余すぐらい、非常に深刻な病であるということを知っておいて下さい。
それと、僕のブログでも、何度か言ってきましたが、依存症はベースに不安障害がある場合がほとんどです。彼の場合もそうでした。対人恐怖も正式な病名をつけるとしたら、社会不安障害という病気になります。
K’sセラピールームは依存症の欲求を消す、不安障害の不安をとることができます。
彼は、もう少し生きづらさはあるようですが、あとはフォローしていくので、このまま良い方向に向かっていくでしょう。
いろいろ、余計なことを言いましたが、その彼が治ったので、以下、感想です。
感想文
名前:ダニエル(偽名)
性別:男
年齢:30代
住まい:岡山県西部
治療したこと:ギャンブル依存症・対人恐怖症
感想:
負のスパイラル。いつも生活の中で「終わり」ばかり考えていた。
仕事をやめないといけない。家族をやめないといけない。
全てがバレて、原因が知りたくて、少しでも早く楽になりたかった。
落ちるところまで落ちて、逃げる場所がただ欲しかった。隠れたかった。
でも、子供とは離れたくなかった。自分勝手な思いで過ごしたが、結果、それが素直な自分だった。
カウンセリング、治療をしていく中で気がついたのは、ギャンブルは苦しいことから逃れるための「方法」でしかなかった。
ハマるものがあれば他は何でも良かった。
それが小さい時からくるトラウマの一つ一つの積み重ねだということも分かった。
今はちゃんと未来というより、イマが見えて生きている。
妻や子どもの顔がちゃんと見えている。
やはり、生きづらさはある。でも、少しやわらいで薄れたような気がする。