うつ病、不安障害、発達障害、摂食障害、引きこもり、クレプトマニア、ギャンブル依存症、アダルトチルドレン、愛着障害、…メンタルヘルスの苦しみは当事者だけでなく、その周囲の人々を巻き込んで進行していくものです。
「どうやってかかわったらいいんだろう?」「何とか助けたい」「代われるものなら代わってわってあげたい」「これからどうなるんだろう?怖い…」「もう疲れた。離れたい」「離婚したい」「一緒に死のうか…」
家族・支援者の苦しみというものは当事者とはまた違う苦しさを背負っているものです。
また、家族・支援者の苦しさは当事者が楽にならないと解消されなかったりもするので、家族・支援者の苦しさというものを取り除くというのはなかなか難しく感じるかもしれません。
しかし、当事者と共に苦しみ、最後にはどちらとも精神的にまいってしまって共倒れという、最悪な結果も十分に考えられます。
K‘sセラピールームでも当事者のみならず、そういった家族・支援者の支援、カウンセリングというものも必要なのではないかと考えました。
もちろん、今までも家族相談という形でカウンセリングを受けることはありました。
今回、それを改めてメニューにしたということです。
家族以外にも支援者という言葉を使っていますが、苦しんでいる人のことで悩んでいるのは、なにも家族だけではないと思っています。
彼氏、彼女、パートナーという関係で。会社の上司、部下の関係で。あるいは職域で実際に当事者の方とどうかかわっていけばいいのか?と悩まれている方も多くいるのではないかと想像します。
そういった方たちにも、ぜひ利用していただけたらと思います。
家族・支援者カウンセリングをする目的は何かということを、もう少し詳しく説明させていただくと。
共倒れにならないためと言いましたが、支援する側、支える側が元気でないと持続的に当事者を支えていくことは困難だと思います。
そのために、家族・支援者の支援というものが必要だと考えます。
さらに言えば、どうかかわるのか?という答えです。家族・支援者も共依存といった苦しさがあったり、無意識的にイネイブリング行動というものをしていたりします。
分かりやすく言うと、過剰な心配、そこからくるコントロールです。どうしても無意識的にやってしまうものだと思います。
そういったかかわりをしていたら、良くなるものも良くならないということがあります。
そうではなくて、CRFT(家族のコミュニケーショントレーニング)というものもありますが、愛情を持ったかかわり、良くなるためのかかわりというものがあるので、そういったかかわりを身につけれたらと考えます。
K‘sセラピールームの家族・支援者カウンセリングを受けて、家族・支援者も楽になっていきましょう。また、一緒に当事者を支えていくことができたらと考えています。
よろしければ、ご利用いただけたらと思います。

たしかな技術
豊富な知識
効果のある治療