話をして、浄化する。

話しは放しです。本当の話しは浄化になります。

これまで、我慢は毒であるという話を書きました。
それが、トラウマとなり、少しずつ、少しずつ淀みのように溜まっていく。
そして、ある日、溢れかえるという話でしたね。溜まったものは吐き出したほうがよいでしょう。

以前、トラウマの治療は暴露療法しか効果がないという話を書きましたが、暴露とは、要は辛かった過去を想起すること、思い出すことと言えば分かりやすいかなと思います。

その手段はできれば、話すということで吐き出す
浄化していくことができればと思います。
どうでしょうか?

辛かったことを人に話すことができるようになれば、だいぶ回復できたっていう印象は受けませんか?
しかし、ただの話しをしても、しょうがないですよね。
「鬼滅の刃、観た~」なんて話は、楽しいかもだけど、浄化にはなりません。

過去の辛かった話しをし、できれば涙が溢れ出てくる。そんな話しがベストです。涙は最高の浄化ですからね。
「話し」は「放し」とも言います。本当の話しは、それだけで浄化になるのです。

ただし過去の辛かった話しを誰にでもできるか?といったらできないと思います。

友達や知り合いに話しても、
「そんなのいつまでも気にしてても、仕方がないじゃん!前向いて生きていこ!」とか。
「甘えるな!頑張れよ!」「男なんだから~」「妻なんだから~」とか。

なかなか共感されませんね(泣)。

家族に話すって、何でも話せる家族なら、そもそも苦しんで生きてないっていう話なんだけども
家族、父親、母親に言うんですか?
「あんたらが、愛してくれなかったから、こんなになった!どうしてくれるんだ!」
「憎い!辛い!許せない!」「さみしい!愛してよ!」って

家族に言ったら、愛してくれるようになると思いますか?
きっと、難しいでしょうね

例え、知り合い、友人、家族に言えたとしても、一般論で切って捨てられるか、話さえ聞いてもらえず、結果、どんどん自分の内側に閉じこもるようになっていくことがほとんどではないかなと思います。自分の経験則ですが。

やっぱり、話しをする場所は別にあったほうが良いかと思います。

守秘義務を守ってくれて、どんな話しも共感してくれて、尚且つ自分の生きるべき道を照らし出してくれるような、そんなメンタルヘルスのプロ、それがカウンセラーなのではないかと思います。

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カウンセリングが一般的でない理由

さて、カウンセラーに話を聞いてもらうのがカウンセリングなわけですが、
では、なぜカウンセリングは一般的にならないのでしょうか。
知っている人は知っているかもしれませんが、欧米では個人カウンセラーを持っていることは当たり前です。

なぜ、こんなに発展した社会であるはずの日本で、カウンセリングが当たり前にならないのだろうという思いがあります。

日本人の多くがもつ特性

あとは、日本人に多いのが、「話せない。話すことが苦手」です。
欧米社会では自分の意見を言わなければ生きていけません。

学校教育自体が、ディスカッションできるかどうかで成績、評価が決まってくるところもあります。
日本人の特性として、受身であるために話せないという人が多く、それが、カウンセリングが受け入れられない人々が多い土壌としてあるのはないかと思います。

社会的認知が低い

一つは、社会的に認知されていないというのが大きいでしょう。
これは欧米のように臨床心理士が国家資格にならなければ、解決されないでしょうね。日本人は肩書きが大好きですからね。

「話をして何になるんだ」という意識

あとは、「話をしてなんになる」です。

そういった親の元で育った子供は気の毒ですね。
「話してなんになる」すごいセリフですが、頑迷そうなおじさんによく言われます。
でも、そのように思っている人も実は多いのではないでしょうか。

カウンセリング

話をすることの意味

さて、日本は自殺大国と言われて久しいですが、男性と女性どちらの自殺者が多いと思いますか?
それは、圧倒的に男性です。
男性の方が女性の2倍、自殺しています。

男らしさの病という言葉があります。
実は、頑迷なおじさんこそがカウンセリングを求めているのかもしれませんね。
そして、女性は、井戸端会議に救われているのかもしれません。

カウンセリングで話をする意味

話をする、カウンセリングするというのは確実に意味はあるのです。
ただし、そこは、カウンセリングです。プロですから、ただ漫然と会話を楽しむだけではいけないと僕は思っています。

上記にも書きましたが、本当の話しでなければ、浄化はおきせん。
できれば、過去の憎しみ、悲しみ、孤独、こういった話しができるのならベストですね。
再度繰り返します。
「話しは、放しである」
そういった感情を放すには、過去の苦しみを話すしかありません。

カウンセリングが難しい、日本人にはひょっとしたら、説法や講義形式の話のほうがよいのかもしれません。
それでも、勤勉な日本人なら、自分の問題に置き換えて考える。
そういった浄化の方が向いているのかもしれませんね。

だとしたら、このブログを読むだけで、少しは浄化につながっているかもしれませんね。

将来、日本も欧米のように、「悩みがあるからカウンセリングに行こう」というような社会になればいいなあと心から願います。

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