最近の投稿は「愛とは・・愛情とは・・」みたいな話が多いですけど。こういう事を書いていたら
「何が愛だ。綺麗事を言うな」と、そのように思う人も少なからずいるんだろうなあ・・と思います。
僕も、その気持ちはよく分かります。
僕も、10代、20代と暗い青春を送ってきたので・・。
「人間なんて大嫌い。世界よ滅べ」などと思っていましたので・・。
その頃の自分に愛とは・・なんて話をしたら、せせら笑われただろうなと思います。
しょうがないですよね・・そもそも、愛着障害で育ってきたワケですから・・愛情がどんなものか、愛情が何か分からないという人ばかりなのかもしれません。
それでも、このブログを読んでいる人も、今まで生きてこれたのですから・・・。
誰かの、何かの愛情をもらって生きてきたはずなんですけどね・・・
愛着障害で育ってきた人たちは、本来なら愛してくれる人たちから、うまく愛されなかったワケですから、根っこには人に対する不信感があります。
その結果、「何が愛だ」というセリフが出てくるのも当然かなと思います。
人の愛情をうまく受け取れない・・愛情の受け皿が壊れているのです。
でも、少なくとも、僕と話をして、僕とのカウンセリングで涙が流れた人は愛情を知っている人だと思います。
人間の感情というものが分かっている人なのです。それを、誰かから、何かから学んだ過去があるはずなのです。
それは、愛されていないと思っているのに、実は愛情を感じとれているのです。
ゆっくりと・・・
自分を愛してくれた人。楽しかった出来事。
安心できた場所。
そんなものを思い出して見て欲しいですね・・・
きっと、心に温かい気持ちが広がるのではと思います。
きっと、人はそれを「愛」と呼ぶのではないかと思います。
僕の目指すところは、「何が愛だ」みたいな人が「自分は愛されていた」ぐらいに変わっていくことなので・・
なかなか回復って難しいんもんなんですよ・・。
・・回復のポイントはその「愛」に気づけることかもしれませんね。