愛は伝わって初めて愛になる

なぜ、親は、上司は、会社は、社会は我慢させるのか?強要するのか?

今回は、そんなんじゃあ、人は変わるわけないのにね、という話です。
初めに言っておきますが、強要する人たちの多くは、すでに、あなたを愛してはいるということです。

しかし、残念ながら、上手く愛せてない。愛が伝わってないのです。

僕は、壊れた家庭で育ちました。
そして、職業がら、壊れた家庭を沢山見てきました。

例えば、母子家庭。まだ、子供は5歳です。
母親は間男を家に連れ込み、娘の前で、覚せい剤を打って、SEXを見せつけるのです。

おそらく、そういった家庭環境です。虐待レベルのことも日常茶飯事だったでしょう。
そんな、エグい系の漫画や映画みたいなこと実際にあるんですよ(汗)。

そんな、家庭ですから、警察に捕まって、捕まえたら。様子がおかしいので(汗)、母親は精神科に強制入院です。
もちろん、子供は保護しないといけません。

そこで、警察と児童相談所と精神科の職員で母子を引き剥がさないといけません。
子供は5歳ですから、ろくすっぽ食事も与えてもらえなかったような母親でも「お母さーん!」と泣き叫びます。

母親は、そんな虐待のようなことをして来たのから愛情はないのでしょうか?
いやいや、やはり「〇ちゃんー!!」と言いながら、泣き叫びます。
じゃあ、そんなことしなきゃいいのにね(汗)と、そんなヤボな突っ込みしないで下さい。

とにかく、そんなの見させられたら、なんか、僕らが悪いことをしているみたいな気持ちになりますね(汗)。
虐待レベルの家庭でも、愛はあるのです。

それは、僕が見てきた中だけの話かもしれませんけどね。
僕の見てきた中では、やはり、それでも愛はありました。

親は殴りながら「これは、しつけだ」と言い。
夫や彼氏もモラハラしながら「お前のため」と言うのです。

これでも、愛なのです。
しかし、残念ながら、それでは愛が伝わるわけもありません(汗)。

伝わっていない愛など愛ではありません。

ストーカーが少女に抱く愛と同じです。それは、一方通行の愛です。

親が言う、「勉強しなさい」「片付けしなさい」「静かにしなさい」「近所、迷惑でしょ」。
上司が言う、「こんなこともできないのか」「これをしろ、あれをしろ」

すべて、あなたのためと言うでしょう。
でも、あなたは、これらを愛だと思えない。だとしたら、これらは、愛ではないのです。

愛は伝わって、初めて愛になるのです。

では、どうすれば愛は伝わるのでしょう?そもそも、何が愛なのでしょうか?

もし、これを読んでいるのが、父や、母や、兄や、姉や、先輩や、上司であるならば、考えてみて下さい。

愛とは何か?

花を持った男性

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