K’sセラピールームの条件反射制御法とカウンセリング

私は岡山で民間のメンタルヘルス治療院をしていて主な治療対象は、生きづらさ、うつ病、不安障害、嗜癖行動、依存症などです。
これらの症状や病気に対して、一般的に認知行動療法という心理療法を使って治療していきます。

しかし、当ルームでは認知行動療法は行いません。条件反射制御法を使います。
何故条件反射制御法なのか、条件反射制御法とカウンセリングの関係など詳しく説明しています。

認知行動療法を効かすには、先に行動療法をすることです。

言わずもがな、世界で一番、科学的に根拠があり、効果がある心理療法は認知行動療法です。

認知行動療法をおこなっている心療内科やカウンセラーは沢山おられると思います。
みなさん、行ってみて、やってみて効きましたか?
多くの方は効かなかったのではないでしょうか?

世界で一番、科学的根拠があり、効果があるはずなのにおかしいですよね?
治療に絶対はないからですか?

いや、絶対に効きます。
それが、心理学であり、学問であり、科学です。
ほとんどの人は認知行動療法を効くようにやってないから、効かないのです。

実は、僕も前の病院で入職当初から認知行動療法をおこなってきました。
そこで、僕のおこなう認知行動療法はまったく効果を示しませんでした。

なぜ効かないかは自明です。
僕は、臨床心理士の資格もなく、認知行動療法の専門家でもないからです。

しかし、心理系の大学に行って、臨床心理士の資格を取得しても、認知行動療法の専門家ではありません。
認知行動療法は心理学の一分野にしか過ぎません。
その専門家なんて、日本にはほとんどいないと言っておきましょう。

ここまでの話は、過去にも書いてきました。

ここからが、今回の本題です。前文が長くてすみません(汗)。

認知行動療法は、実は行動療法と認知療法を足したものです。

認知行動療法は,ベックの認知療法,エリスの理性感情行動療法,マイケンバウムのストレス免疫訓練に代表される心理療法である。ー引用:『知っておきたい精神医学の基礎知識[第2版] :サイコロジストとメディカルスタッフのために

ベックは、認知療法に行動療法(P114)の要素を取り入れます。-引用『図解 心理学用語大全: 人物と用語でたどる心の学問

この発想が、僕にはサッパリ理解できないものですけど(汗)。

今は学会も認知行動療法学会から認知・行動療法学会となっています、すばらしい傾向ですね。でも、いっそのこと学会を分けたほうがいいですね(余計なお世話)。
1950年代に行動療法が出てきて、1970年代に認知療法が出来たと記憶していますが、
でも、パブロフが条件反射理論を世に出したのが1903年なので、行動療法の源流は100年以上前にあると言ったらよいでしょう。

とにかく、話が横道にそれてばかりですが、最近の投稿でも、認知(考え)はすでに分かっている人が多いという話を書きましたね。
うつ病の人も明るく楽しく生きたいと思っているけど、できない。
不安障害の人も不安、恐怖なく生きたいと思っていてもできないのです。

やろうと思っていてもできないのです。

認知(考え)は多くは正常です。
行動(本能)の部分が強いために、それに認知(考え)が従属してしまっているのです。

その状態を、自動思考とか、認知の歪みと呼んでいるのですから。

それは、言葉として正しくないと僕は思っています。
なぜなら、思考は自動化しないし、認知は歪まないからです。
認知は本能に従属してしまっているのです。

ここまでも、今までの投稿で何度も書いていることですね。

であるならば、

思考が自動化している状態の人、
認知が歪んでしまっている人に、白黒、イチゼロ思考の人に対して、
認知療法などしても意味がないということです。

つまり、うつ病、不安障害、依存症などの方たちに対して、認知療法は効かないということです。

やるべきことは、徹底した、行動療法です。

そうすることで、初めて認知が浮かび上がってきます。

どうしても、認知療法をしたいのであれば、タイミングは、その時です。
認知療法でも、コーチングでも、説法でも、説教でもしたいのなら、どうぞ。

でも、うつ病や、不安障害などの人は、認知(考え)は本能に従属してしまい、考えることができない状態なので、意味はほとんどありませんよと言っておきます。

治療には順番があるのです。

メンタルヘルスを治したいのなら、まず、徹底的な行動療法です。

 

条件反射制御法は行動療法のパッケージ療法と思えば分かりやすいと思います。

行動療法も調べてもらえたら、沢山ありますが。

行動療法はザックリと分けて、
行動の強化と、行動の消去と2通りあると思って下さい。

行動の強化で言えば、例えば、トークンエコノミーというのがありまして、報酬を与えることで、その行動が強化されますよというやり方です。褒めて、伸ばすみたいなもんです。

行動の消去で言えば、不安障害には脱感作法という治療。心的外傷後ストレス障害(PTSD)には暴露療法、暴露療法にも、EMDR、PE法とあります。強迫性障害には暴露反応妨害法などがあります。

これらは、すべて、行動の消去を目的にしたものです。

そして、僕がおこなっている条件反射制御法という心理療法も、やはり行動療法であると言えます。

条件反射制御法を作った平井先生は、「スキナー(行動分析学という学問を作った人)は間違っている」と言っているので、僕が条件反射制御法を行動療法であると言ってしまうと怒られるかもしれませんが。
謝っときます。すみません。

基本となる理論が、デタラメなので、その後がすべて間違ってしまっているんですよね(汗)。
そして、条件反射制御法は素晴らしくよくできた行動療法のパッケージ治療と言えます。
普通、行動療法をするときにも、まず1つの行動療法だけをするということはありません。
大切なのは組み合わせです。

でも、こういった理論的なことばかりブログに書いても、医療関係者やメンタルヘルスをやっている人はオモシロイかもしれませんが。
今、苦しんでいる人には、まったく関係ないことですね。

色々な箱

条件反射制御法はメンタルトレーニング方法です。

条件反射制御法は行動療法のパッケージ治療です。

行動療法は行動の強化と行動の消去を目的にてしておこなっています。
「一番、簡単な行動療法は散歩である」とも言われます。

もちろん、僕は散歩をしなさいということを指導している訳ではないですよ(汗)。
でも、散歩も有効な手段です。
しかし、これは、行動の強化です。別の行動への置き換えです。
これでは、なかなか問題解決になりません。

必要なのは、行動の消去です。

不安感、怒り、孤独感、衝動、欲求の消去こそが、最終目標です。
そこに、いかにして繋げるかというのを、ずっと僕は苦心してきました。

条件反射制御法は4つのステージに別れています。
行動の消去、例えば、トラウマの消去とすると、そこと急に向き合おうとすれば、ものすごく苦しくなります。

そこに、スムーズに繋げる、スムーズに治療していくのが、条件反射制御法であり、4つのステージなのです。

軽いとか重いっていうのは、精神科に通院しているかどうかではないということを言っておきます。
精神科に通院している方でも、スムーズに回復する人は回復しますから。

あと、もう少し治療方法について書くと、条件反射制御法の第一ステージをキーワードアクションと言って、いわゆるルーティンみたいなものを作るのですが。

1回5秒ぐらいの作業になります。
これを1日計10回程度おこなうのが第一ステージになります。

たったこれだけを1ヶ月おこなうだけで、うつ病のうつ状態が、不安障害の不安感が、依存症の欲求が、だいぶ軽減します。

不思議ですね。

これが、第一ステージです。

その後、行動の消去、例えばトラウマの消去といったようにステージを進めていくことになります。

治療はメンタルのトレーニングのようなものです。

脳とバーベル

参考文献:『条件反射制御法入門 動物的脳をリセットし、嗜癖・問題行動を断つ!
条件反射制御法──物質使用障害に治癒をもたらす必須の技法

条件反射制御法につなげる為には徹底したカウンセリングが必要でした。

条件反射理論および、条件反射制御法の理論が理解できれば、既存の認知行動療法や行動療法でさえ、効果が変わってくるでしょう。
でも、僕は、条件反射制御法が理解できても、僕のような通いの治療では治していくのは難しいと思っています。

条件反射制御法に繋げるには、カウンセリングが必要でした。

僕は、条件反射制御法という治療を知って、大切なのはカウンセリングや話を聞くことじゃないと思っていました。
心理療法こそ大事なんだとずっと思ってきました。

心理療法をしさえすれば良くなるのですからね。
しかし、今は、カウンセリングもしなければ、心理療法に上手く繋げれないと思っています。

カウンセリングで号泣してもらうと、それだけで、帰りの足取りは軽くなりました。
なおかつ、僕への信頼関係も生まれます。
次の条件反射制御法への繋ぎができるのです。

あと、カウンセリングもただ傾聴だけしている方がいますが、それでは、ダメであると言っておきます。
「話しは放しである」という言葉がありますが、何を話すのかこそが大事です。

一つは、辛かったことでしょう。
それが、すべてじゃないの?と思いでしょう?
違うんですよ(汗)。

感情を話さなければ、スッキリしていきません。浄化(カタルシス)が起きないのです。

「〇〇が憎い、許せない、殺してやりたい」とか言えたら最高ですね(笑)。

そんなこと人には言えない?
そうでしょうとも(汗)。

言えないようなことだから、溜まっているんです。
だから、カウンセリングで話すのです。

話しは、放しなのですから。

片山さんにも、そんなこと言えない。怖くて、恥ずかしくて、言えない。
僕は、プロのカウンセラーです。他言することはありません。
そして、僕自身も、苦しんで生きてきた人間です。そして、自己治療した人間です。

誰かを殺してやりたいほど憎い話でも、犯罪行為をしてきた話でも、僕が倫理的に責めることは絶対にありません。
だって、あなたは、それで、苦しんできたのでしょう?

まあ、ともかく、僕は1回につき、約2時間、徹底的にカウンセリングしていきます。
条件反射制御法という治療に繋げるためにね。

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