さて、みなさんは「たのむけぇ、治してくれえ」と泣きつかれたことはありますか?
「治してくれる言うたがな!」と足を掴まれ、叫ばれたことはありますか?
または、そこまで人に懇願したり、されたりしたことはありますか?
僕は、されたほうですが。それらを経験してきています。
そこまでではないにしても、ほぼ毎日、そういったお客さんの気持ちを受け止めてカウンセリング・治療、LINEでのフォローをしてきています。
みなさんは、どうですか?
「私だったら、そんなことようせんわ~」って思いますか?
「そんなん、鬱陶しいわ~」と思いますか?
でもね。僕は、治ること諦めなくて、しつこく、しがみついてくれる人が好きです。
だって、意地でも、石にかじりついてでも治りたいんですもん。素敵じゃないですか。
僕は、そういった人たちの期待に応えるために今まで頑張って来たのだと思っています。
僕がここまで成長できたのは、そうやって、僕に必死にしがみついて、離れなかった人たちがいたからです。
そして、残念ながら、上記の人たちは、努力はしましたが、結局、それぞれ亡くなられてしまいましたが。
その死が、悔しさが、無念が、今の僕を作ってきました。
その人たちの死も、また、僕を成長させてくれました。
二度と失敗はしない、同じ間違いはしないという思いです。
そして、そういう人たちの期待に応えるということは、嗚咽がつくほどのプレッシャーです。
治せなければ死ぬということは、いつも考えていますから。
ずっと、朝から晩まで、寝てからも、その人のことだけを考えて考えて・・。
どうやったら、この人が治るのか。苦しみがとれるのか。
あれを試してみよう、これもやってみよう。試行錯誤の連続です。
たぶん、僕のところで治療のやり方だけ聞いて、そんなことかと思ったり。そうしたら治るんだと単純に思ったりするでしょうが。
まあ、そう思っていただいて結構ですけど。
申し訳ありませんが、僕は、そんなに浅くないし、軽くはないですよ。
どう評価するかは、その人が、それぞれにすることなので、なんでもいいのですけど(笑)。
そうやってきた臨床の10年。開業の1年ちょっと・・。
今までも、そうやって成長をしてきたし。これからも、そうやって成長するでしょう。
人によったら、去年の僕のやり方と、今の僕のやり方が全然違って見えるでしょうが。
それは、進化です。そうやって進化してきました。
これからも進化し続けるでしょう。
毎日、今日も、30cmぐらいのLINEが来ます。
数千文字が並んだメールが来ます。
「もう終わりだ。死にたい」と電話が来ます。
それでいいんです。僕に、大いに僕に期待をして、治るまで必死にしがみついて下さい。
あなたの期待に応えるために、僕は精一杯頑張りますから。
さすがに、もう、僕が潰れることはないでしょう。たぶん。そして、僕が諦めることはないですから。必ず、治しますから。